ドゥ・マゴで逢いましょう2004

今年も東京国際映画祭の季節がやってきた。
しかし私は怒っている。

東京国際映画祭の公式サイトはあまりにひどい。
チケット発売は、コンペティションが10月10日、アジアの風が10月11日だったが、
作品名・監督名以上の情報が掲載されたのは、コンペが10月5日、アジアの風はなんと10月8日。
あいかわらず、原題もなければ、監督名の原語表記もない。
10月7日号のメルマガには、
「映画祭本番に向けて、情報もどんどん更新されていきますので、皆様どうぞお見逃しなく！」
と書いてあり、笑ってしまった。
世の中には、速いことがすべての情報がたくさんある。
情報発信のありかたについて、それから顧客満足度について、もう少し勉強してください。

会場が渋谷と六本木になったのも、観客にとって不便きわまりない。
観客は渋谷と六本木を往復しろというのか。
せめて電車一本で行けるところにしたらどうか。
そもそも東京国際映画祭は、渋谷のお祭りではなかったのか。

それから審査委員長。
山田洋次では、グランプリをとっても、喜んでいいのかどうかわからない。

そして最後に、チケットがとれない。
初日のアジアの風は4本全滅。
30分程度で売り切れが続出するのは、会場選定に問題があるとしか思えない。

結局、今回の鑑賞予定は、コンペ2本、アジアの風12本の計14本。
メインは六本木に移っても、
やっぱりドゥ・マゴで逢いましょう。

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