ドゥ・マゴで逢いましょう '98

- 第11回東京国際映画祭見物日記 -


今年も東京国際映画祭の季節がやって来たが、私としてはあまり盛り上がっていない。

その最大の理由は、中国語圏映画が少ないことである。今年の目玉はなんといってもインド映画(特にタミル映画)だ。インド好きの人は今ごろ嬉しくて踊っていることだろう。

ほかにも、ニッポン・シネマ・クラシックが黒澤明の追悼上映になってしまったこと、インターナショナル・コンペティションとヤングシネマ・コンペティションが一本化されて規模が縮小したこと、最後の2日間は法事のため映画祭に行けないことなど、いろいろと悪条件が重なった。今年の観賞予定は、去年の半分以下の9本だ。

自分の気分を盛り上げるためにも、去年から始めたこの見物日記を今年も書こうと思う。それでは皆さん、ドゥ・マゴで逢いましょう。

鑑賞スケジュール

日付題名監督部門会場ゲスト
10/31(土) ホールド・ユー・タイト
愈快樂愈堕落
Hold You Tight
關錦鵬シネマプリズム渋谷エルミタージュ 關錦鵬
Tony Rayns(出演/評論家)
11/1(日) りんご
La Pomme
Sib
The Apple
Samira Makhmalbaf コンペティション渋谷ジョイシネマ なし
超級公民
超級公民
Connection by Fate
萬仁 コンペティション渋谷ジョイシネマ 萬仁
蔡振南(俳優)

范健祐(プロデューサー)
11/3(火) 枕の上の葉
Daun Di Atas Bantal
Leaf on a Pillow
Garin Nugroho コンペティションオーチャードホール Garin Nugroho
Christine Hakim(女優)
戦争の後の美しい夕べ
Un Soir Apres la Guerre
One Fine Evening After the War
Rithy Panhシネマプリズム渋谷エルミタージュ Rithy Panh
ダンス・オブ・ダスト
Raghs-e Khak
Dance of Dust
Abolfazl Jalili シネマプリズム渋谷エルミタージュ Abolfazl Jalili
11/5(木) スパイシー・ラブ・スープ
愛情麻辣燙
Spicy Love Soup
張楊 コンペティション 渋谷ジョイシネマ 張楊
Peter Loehr(プロデューサー)
故郷の春
Spring in My Hometown
李光模 コンペティション オーチャードホール 李光模
安聖基(俳優)
Don(ダン)
Don
Abolfazl Jalili シネマプリズム渋谷エルミタージュ Abolfazl Jalili

映画祭日和ホームページ
Copyright © 1998-2005 by OKA Mamiko. All rights reserved.
作成日:1998年11月1日(日)
更新日:2005年5月8日(日)