電脳中心2: Funan Centre

今日は最終日なので、いろいろお買物をしなければならない。といっても、ブランド物や化粧品ではなくてCDとVideo CDだ。

North Bridge Rd.にある電脳中心のあるビル、Funan Centreへ行く。ここは、Sim Lim Squareよりもさらに綺麗だ。CD、VCD、LDを中心に見てまわる。VCD屋はなく、LDも特に買おうと思うものはなかったが、CDは3Fにある大大唱片貿易(Da Da Records & Trading)という店が今まで見た中で最も安く、品揃えもよい。香港・台湾ものがだいたい1枚S$17.50(約￥1400)だ。香港や台湾で買うよりは高い。

両替するのを忘れて来てしまったので、まず資金を調達しに行く。Funan Centreにはレートの悪い両替屋が1軒しかなかったが、「時間を買う」と割り切って、1S$=￥79.37で両替する。

CDのお買物

大大唱片貿易に戻り、CDを8枚買う。たくさん買ったせいか、店のロゴ入りのキャップをくれた。店のおじさんには悪いけど、いらない。

私が買ったものを簡単に紹介する。ぜひ買おうというものは少なかったのだが、日本で買うより安いから失敗を恐れずに買えるのと、せっかく星馬に来たのだから、この地に関係のある人のものも買いたいというのとで、結局8枚にもなってしまった。マレイシアで買おうかどうしようか迷っていたローカル華人ものは、シンガポールでは見かけず、結局買えなかった。

1. 麻將電影原聲帯“去香港看看”

   楊徳昌の期待の新作『麻將(カップルズ)』のオリジナル・サウンドトラック。主演のひとり、張震が1曲唄っているのが要注目である。

2. 巫啓賢“風中有[イ尓]”

   巫啓賢の広東語の新譜。前作“有心”を聴く限り、彼の広東語盤はよくないのだが、マレイシア出身であることもあり、つい買ってしまった。

3. 許茹芸“涙海”

   許茹芸の新譜。聴いたことはないのだが、ちょいと気になっていたし、かなり売れているようなので、試しに買ってみた。

4. 王柏森“乘虚而入”

   王柏森の新譜。『[牛古]嶺街少年殺人事件』のサントラでは非常によかったのに、デビューアルバム“慾望”はあまりよくなかった。でも、日本で見かけないのでつい買ってしまった。

5. 關徳輝“愛到灰心”

   關徳輝の新譜。聴いたことはないのだが、マレイシア出身でもあり、買ってみた。

6. 小蟲“想得太美”

   出たばかりの小蟲の新譜。先日新聞で見てぜひ買おうと思っていたもの。

7. 郭子“回郭集1　原來是郭子”

   出たばかりの郭子の新譜。これも先日新聞でチェックしたもの。他の歌手に提供した曲のセルフ・カヴァー集のようだ。

8. 葉良俊“距離”

   出たばかりの葉良俊の台湾デビューアルバム。聴いたことはないのだが、彭羚に書いた“小玩意”などがよかったし、シンガポール出身なので買ってみることにした。

荷物を置きに戻る途中、音楽之家(Music Warehouse)というレコード屋に入る。さっきの店で見逃したらしい黄韻玲の新譜“我想要一個小孩”がかかっていたので買う。さっきの店より高く、S$19.99(約￥1600)もした。

日本人だとバレていて、店員のおねえさんに「そのリュックいいね。日本で買ったの?」と聞かれる(英語)。そのリュックは、さっき買った大量のCDで、とてもブタになっていたのだけれど。

レジのおじさんには、「彼女(黄韻玲のこと)、知ってるの?」と聞かれる。「知ってる」と言ったら、「シンガポールではあんまり知られていないんだけど、とってもいいんだよ」と言っていた。

CDまとめ

買ったCDは全部で9枚になった。簡単にまとめ、後日の評価結果もつけておく。★5つが満点で、☆は0.5である。