屏東の夏休み

鹿谷でお茶を

1998年7月25日(星期六)


7月25日、土曜日。嘉義。晴れ。

列車注1で台中注2へ。達欣大飯店に宿をとる。

[台中車站]

鹿谷行きのバス注3を探しに、列車注4で林内注5、濁水注6へ。
バス停前の店で炒花枝麺を食べる。
花枝という美しい名前の正体は烏賊だった…。

[濁水車站]

顧大剛が乗っていたのより立派なバス注7に乗って、“風兒踢踏踩”C1981-26に出てくる町、鹿谷注8へ。
潘文琦が代理教員をしていた、彼女の故郷の町である。
町を散策し、鹿谷國小などへ行ってみる。

[鹿谷公車站]

鹿谷は凍頂に近いお茶の産地。
飄香製茶所という店で、お茶を試飲させてもらう。
きちんといれてくれる凍頂烏龍茶は、味も香りもすばらしい。

台灣語が日常語である製茶所のおじさんとおばさん。
苦手な北京語での、つたない北京語の私たちとの会話。
話がはずむというわけにはいかないけれど、はるか日本からの客に驚き、歓待してくれた。

[鹿谷の通り]

濁水に戻り、集集へ向かう注9。はじめての集集線注10
椰子の木がつづく車窓の風景は、まるで“阿飛正傳”C1990-36だ。
頭の中で“Always in My Heart”注11が鳴っている。

[集集車站]

集集注12は、列車内と同じくひどく観光客が多かった。
列車注13で台中に戻り、忠孝路夜市で筒仔米糕を食べる。



[1] 嘉義→台中
西部幹線山線、莒光12次。7:40-9:07。NT$174。
員林からは無席のチケットしか買えず、かなり混んでいた。
[2] 台中[Tai2 Zhong1]
台中市。
[3] 鹿谷行きのバス
鹿谷行きのバスがどこから出るかわからなかったので、まず西部幹線の駅、林内へ行ったがなかったので、集集線の駅、濁水へ行った。濁水からはバスがあったが、始発は台中だった。
[4] 台中→林内→濁水
台中→林内:西部幹線山線、電車2447次。10:31-11:35。NT$85。
林内→二水:西部幹線山線、電車2454次。11:57-12:04。NT$15。
二水→濁水:集集線、柴3279次。12:07-12:21。NT$6。
[5] 林内[Lin2 Nei4]
雲林縣林内郷。
[6] 濁水[Zhuo2 Shui3]
南投縣名間郷。
[7] 濁水→鹿谷
台汽バス。NT$36。所要時間約20分。
[8] 鹿谷[Lu4 Gu3]
南投縣鹿谷郷。
[9] 濁水→集集
集集線、柴3285次。17:47-18:01。NT$11。
[10] 集集線
台灣中部の二水と車程とを結ぶローカル線。
[11] “Always in my Heart”
“阿飛正傳”で使われている曲。
原題“Simpre en mi Corazon”。
作曲・Ernesto Lecuona、演奏・Los Indios Tabajaras。
[12] 集集[Ji2 Ji2]
南投縣集集鎭。
[13] 集集→台中
集集→二水:集集線、柴3286次。18:34-19:01。NT$22。
二水→台中:西部幹線山線、莒光28次。19:28-20:25。NT$88。

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作成日:1999年9月13日(月)
更新日:2004年5月29日(土)