台北市中正區

台北公會堂 → 中山堂

中山堂
台北市延平南路98號
設計:井手薫
八坂志賀助、神谷犀次郎、太田良三、田口三郎、加藤秀明、安田善治、田口與四郎、夏秋克巳、高梨三五郎、浦田清、橋本肇、田中大作(総督府官房営繕課)
竣工:1936年
二級古蹟

この建物について
1932年から1936年にかけて建設された台北公會堂(Wikipedia)。場所は清朝の台灣布政使司衙門の跡地。昭和天皇の即位を記念して建設されたものだが、当時の台灣は、演劇や展覧会などの文化活動の場所を必要としてもいた。
東京、大阪、名古屋に次ぐ大規模な公会堂。大ホール、宴会場、画廊があり、それぞれ個別の出入口をもつ。
1935年の台灣始政40周年記念大博覧會では、完成前にもかかわらず使用された。1945年10月25日、陳儀行政長官と安藤総督により、中國戰區台灣省受降典禮(日本の降伏式)が行われた。
光復後、中山堂(公式)と改称。二二八事件後は事件処理委員会の会合が行われた。また、長期にわたって國民大會に使用された。
1998年から2001年に修繕が行われた。以前はすぐ前を延平南路が通っていたが、現在は広場になっており、孫文の銅像や抗日戰争勝利曁台灣光復紀念碑がある。
内部は一部が無料公開されている。また、二階に堡壘咖啡館(公式)というカフェがある。
建築
鉄骨鉄筋コンクリート造四階建て。
折衷主義で、様式建築から現代建築への過渡的な様式。中軸対称な平面、破風をもつような正面の形状など古典的なところもあるが、水平線、垂直線の多用、オーダーをもたないポーチなどは、現代建築の影響を受けている。内部の装飾はアール・デコ調。
アラブ・イスラム風など、西洋古典様式以外のいろいろな建築が取り入れられている。日本風の窓や中國式の瑠璃瓦など、東洋的なデザインも見られる。
1930年頃の国防色建築の代表的なもので、外表面には国防色の北投産タイルが使われていた(現在は薄茶色)。
ここが登場する映画
撮影時の名称 登場する映画 製作年 映画での設定 as films go by - 台灣篇 -
中山堂 金門島にかける橋 1962 楊麗春(華欣)と劉少尉(武家麒)の結婚式の会場。 中山堂
**牯嶺街少年殺人事件 1991 コンサート会場。 記載なし
猫をお願い[C2002-34 2002 前の広場で、ブラスバンドの人たちがたむろするところ。 記載なし
訪問記
訪問日 旅日記 記載箇所
1994年5月1日 大里暮色 中山堂
2001年7月22日 金門風雲 7月22日
2006年5月5日 高雄→台北 [旅][ロケ地]台湾旅行第7日