海をみつめる日C1983-40

看海的日子 ◇ A Flower in the Rainy Night

[王童・1983]

作品情報
映画の舞台と主なロケ地
 

この映画の主人公、白梅(陸小芬)は、幼時に養女に出され、その後養家から娼家に売られた女性で、娼婦になってからもいくつかの土地を転々としていると思われる。時代背景はよくわからないが、60年代くらいではないだろうか。

主な舞台は五つある。一つ目は、物語が始まる時点で彼女が働いている漁港の町で、台灣東南部だと思われる。ロケ地は不明だが、彼女がここを去るところは、北東部の台北縣瑞芳鎭で撮影されている。

二つ目は、彼女が九份にある養家へ帰省する、台灣鐡路東部幹線の列車の中である。彼女がどこから乗るのかは不明だが、この映画が作られた1983年当時、南廻線はまだ開通していないので、台東以北のどこかである。車内のシーンは福隆(台北縣貢寮郷)を過ぎたあたりまでだが、彼女が降りるのはおそらく瑞芳(台北縣瑞芳鎭)である。

三つ目は、列車の中で元同僚の因因(蘇明明)と再会することによって挿入される回想シーンの舞台で、白梅と因因がかつて一緒に働いていた娼家。想定されている場所は不明である。

四つ目の舞台は、白梅が養父の法事のために帰省する九份(台北縣瑞芳鎭)で、ロケ地も九份だと思われる。

五つ目は白梅の実家のある村で、映画の後半で、彼女は娼婦をやめて実家に戻り、農婦になって子供を産む。この舞台およびロケ地は不明だが、最後に彼女が列車に乗る、最寄り駅と思われる駅は侯硐車站(台北縣瑞芳鎭)である。

 
ロケ地紹介
 
龜山島 【updated 28/03/05】 宜蘭縣頭城鎭
台灣鐡路福隆車站 【new 21/03/05】 台北縣貢寮郷
九份・豎崎路 (1) 【new 21/03/05】 台北縣瑞芳鎭
九份・豎崎路 (2) 【new 21/03/05】 台北縣瑞芳鎭
石碇東街 【new 21/03/05】 台北縣石碇郷
深澳灣 【new 21/03/05】 台北縣瑞芳鎭
台灣鐡路侯硐車站 【new 07/04/05】 台北縣瑞芳鎭
 
 


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作成日:2005年3月21日(月)
更新日:2005年5月8日(日)