悲情城市
八角亭→八角亭遺址
台灣ところどころ
[八角亭]


【映画では】 金瓜石にある写真館。林家の四男・文清(梁朝偉)が営んでおり、寛榮はここに同居している。
【実際は】 日據時代からある西洋風建築。元は、有名な行列のできる床屋(剃頭店)だったらしいが、撮影時にはすでに使われていなかったと思われる。『悲情城市』のロケ地として有名になり、いつの間にか‘八角亭’と呼ばれるようになったようだが、その後(2001年7月から2004年7月の間のいつか)台風で倒壊し、現存しない。
【シーン】 同じく寛榮が知識人たちを写真館に連れてくるシーン。彼らが写真館に入るところ。文清が最初に逮捕された後、文雄が写真館の様子を見にくるシーンでも出てくる。
【場所】 金瓜石(台北縣瑞芳鎭)→地図A
【ロケ地の変化】 1994:映画では茶色だったドアが水色に変わっている。ドアや窓には板が打ち付けられているが、中を覗くと床屋の椅子などが見える。
1996:打ち付けられていた板が取り外され、ドアもなくなり、内部も取り壊されている。
1998:ここで『悲情城市』が撮影されたことを示す‘悲情城市開鏡處’という立て札が立てられている。
1999, 2001:放置されたまま、荒廃が進んでいる。
2004:なくなって、土台の一部だけになっている。‘八角亭遺址(Remains of the Octagon Pavilion)’という立て札によれば、台風で倒壊したらしい。


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更新日:2006年10月7日(土)