恋恋風塵
紅樓劇場
台灣ところどころ
[八角紅樓]

【映画では】 阿雲が働く洋裁店・中興戲劇服飾社のある建物。写真右端が[紅樓劇場裏の窓]がある階段。
【実際は】 撮影時、映画に出てくる裏側部分は中興戲劇服飾社だった。表側は不明。現在は、改築して原形に近い姿に復元され、全体が紅樓劇場となっている。二階が劇場で、一階は紙風車Cafe。
【建築】 1908年に竣工した西門市場。設計は近藤十郎。三級古蹟。
【シーン】 同じく、阿遠が阿雲の勤め先に仕事をやめた報告に行くシーン。郵便配達の青年が自転車でやってくるところ。
【住所】 台北市萬華區成都路10號→地図【9】
【ロケ地の変化】 1994-6:裏側は映画と同じく中興戲劇服飾社で、表側は紅樓劇場というポルノ映画館。
1998:三級古蹟に指定され、改築工事が行われている。
1999:改築が終わってきれいになっているが、日常的に使われている様子はない。建設当時のデザインに復元されているが、ほとんど建て直したに等しく、映画の面影はほとんどない。
2001:入口には‘國家電影資料館’と書かれているが、休館中。
2003:紅樓劇場がオープンしている。周囲の建物が取り除かれて大きな広場となり、それを取り囲むように、紅樓劇場に合わせたデザインの煉瓦造りの建物ができている。新西門商場と書かれているが、まだオープンしていない。紅樓劇場正面に向かって左手には、ショップハウス風の建物が建築中。
2004:新西門商場はまだオープンしていないが、ショップハウスは完成して、一部はすでに営業している。


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更新日:2006年1月24日(火)