父ありき

There Was a Father

[小津安二郎・1942]

作品情報
映画の舞台とロケ地
 

映画の舞台は、堀川周平(笠智衆)が中学教師をしている金沢(現・石川県金沢市)、教師を辞めて移り住む郷里の上田(現・長野県上田市)、さらに転職して住む東京(現・東京都)。金沢のシーンはほんのわずか。上田は、堀川の住むところは厳密には上田ではなく、近辺の村のようで、息子の良平(津田晴彦)が通う中学があるのが上田である。

そのほか、堀川が生徒を引率して修学旅行に行く鎌倉(現・神奈川県鎌倉市)と箱根(現・神奈川県足柄下郡箱根町)も登場する。鎌倉は大仏での2ショットのみだが、箱根は堀川が教師を辞めるきっかけとなるボートの転覆事故が起こる場所であり、重要である。旅館のシーン(セット)が中心だが、芦ノ湖の風景などがロケで撮影されている。また、秋田の工業学校に勤める良平(佐野周二)が堀川と会う塩原温泉(現・栃木県那須塩原市)も出てくる。

 
ロケ地紹介
 
鎌倉大仏 【new 18/06/06】 神奈川県鎌倉市
曾我兄弟の墓 【new 18/06/06】 神奈川県足柄下郡箱根町
芦ノ湖と富士山 【new 18/06/06】 神奈川県足柄下郡箱根町
芦ノ湖・六番桟橋 (1) 【new 18/06/06】 神奈川県足柄下郡箱根町
芦ノ湖・六番桟橋 (2) 【updated 02/08/06】 神奈川県足柄下郡箱根町
賽ノ河原 【new 02/08/06】 神奈川県足柄下郡箱根町
 
 

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作成日:2006年6月18日(日)
更新日:2006年8月2日(水)