秋日和

Late Autumn

[小津安二郎・1960]

作品情報
映画の舞台とロケ地
 

主な舞台は、映画が作られた1960年ごろの東京(東京都)。登場する場所はかなり多岐にわたっているが、大きくは中心部と郊外に分けられる。中心部では、アヤ子(司葉子)が勤める東興商事や、間宮(佐分利信)と後藤(佐田啓二)が勤める三和商事のある丸の内や、彼らが飲み食いをする銀座や築地界隈である。一方、秋子(原節子)とアヤ子の住むアパート、秋子が勤める桑田服飾学院、間宮、田口(中村伸郎)、平山(北竜二)の家などは、比較的郊外にあると思われる。

ロケーション撮影は、小津映画の中でも少なく、東興商事のあるビルの屋上のシーンくらいである。これは三菱本館と推測され、すでに建て替えられているが、東京中央郵便局など周辺の建物は残っている。空景では、清洲橋東京タワー東禅寺が映っている。郊外のシーンは、ほとんどすべて屋内のセットである。

東京以外では、秋子とアヤ子が旅行する伊香保周辺、アヤ子たちがハイキングに行く高原、ゴルフ場が登場している。

 
ロケ地紹介
 
東禅寺 【new 28/10/02】 東京都港区
清洲橋 【new 14/10/02】 東京都中央区・江東区
東京ビル 【new 14/10/02】 東京都千代田区
東京中央郵便局の駐車場 【new 14/10/02】 東京都千代田区
東京中央郵便局 【new 14/10/02】 東京都千代田区
 
 

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作成日:2002年10月14日(月)
更新日:2005年5月8日(日)