重慶森林 / Chungking Express
(王家衛・1994)
| 主な舞台とロケ地 |
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この映画の主な舞台は、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)、中環(Central District)にある蘭桂坊(Lan Kwai Fong)というエリア、そして中環から上環(Sheung Wan)にかけての行人電動樓梯(Pedestrian Escalator)に沿った地域である。物語中で具体的な地名などは出てこないが、ロケ地がそのまま舞台であると考えてよいと思われる。 二つの物語からなるこの映画の前半部分の主人公は、金髪のかつらにサングラス、トレンチコートといういでたちのドラッグ・ディーラー(以下、金髪女と呼ぶ)(林青霞)と、認識番号223の刑事、阿武(日本語字幕ではモウ)(金城武)の二人で、主な舞台は尖沙咀である。特に重慶大厦(Chungking Mansion)がその中心で、金髪女はここに滞在して麻薬密輸の準備をしており、阿武はこのあたりを管轄とする刑事である。 後半部分の主人公は、ショートヘアの少女、阿菲(日本語字幕ではフェイ)(王靖雯/王菲)と認識番号633の警官(梁朝偉)の二人で、主な舞台は中環である。その中心は、阿菲が働くMidnight Expressというテイクアウトの小食屋と、警官633の住む行人電動樓梯沿いのアパートの一室である。 Midnight Expressと行人電動樓梯は、共に前半部分でも登場している。このほか前半は、啓徳國際機場(Kai Tak International Airport)やその近くの馬頭圍(Ma Tau Wai)あたりでも撮影されている。 |
| ロケ地紹介 |
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