【12】台灣總督府高等法院・台北地方法院 → 司法大廈 |
住所:重慶南路一段124號(旧・文武町) 竣工:1934年 設計:井手薫 國定古蹟 [2001年7月22日] |
◆ 様式建築から現代建築への過渡的なもの。アーチ型のポーチや窓がロマネスク風である一方、塔の屋根は東洋風であり、西洋的な特色と東洋的な特色が融合している。建功神社とともに、井手薫が設計した興亞主義的な建築である。 ◆ 日字形の平面、中央の尖塔など、台灣總督府【8】と似ている。外壁は浅緑色で、国防色建築のひとつ。 ◆ 1965年に4階が増築されている。 |
◆ 法院は、1896年に大稻[土呈]に設立された。1927年に現在の場所に移転、清代の武廟を取り壊して木造の庁舎が建てられ、高等法院と台北地方法院が置かれた。その後、1929年から1934年にかけてこの建物が新築された。 ◆ 光復後は司法大廈となり、司法院、台灣高等法院などが入っている。 |
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