【35】台北水源地喞筒室 → 台北自來水博物館
台北水源地喞筒室 住所:思源街1號

竣工:1908年
設計:野村一郎、森山松之助

三級古蹟

[2001年8月3日]

◆ イオニア式オーダーが並ぶ古代ローマ風の柱廊、両端の入口上の円形ドームが特徴的な新古典主義的建築。
◆ 平面は、中軸対称な孤形である。
◆ 森山松之助の最初期の作品。

◆ 台北の上水道施設は、イギリス人William K. Burtonの設計に基づいて、1907年から1909年にかけて建設された。新店溪から引いた水を公館・觀音山麓の淨水場で浄水し、觀音山上の配水池に送るものである。台北水源地喞筒室はそのポンプ室。
◆ 光復後も引き続き利用されたが、1977年の拡張工事によって喞筒室はその役目を終えた。
◆ 1998年から、周囲の設備とともに台北自來水博物館として公開されている。公開時間は9時〜17時、月曜休館。入場料は60元。


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